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住宅ローンの返済期間の平均が14年らしい。
でもこれってただの「平均」だからなあ・・・
みんなが同じ条件での平均、じゃないから、あんま参考にならないよね★

と思っていました。




建てて15年経った家


先日実家に帰ってきました。県内なので遠くはないのですが、年々行くのめんどくさくなって、最近じゃ年に数回しか行かない状態。

そして必ず思うこと
「行くたびボロくなってる・・・((+_+))」


実家は建てて15年くらいです。
10年くらいまでは、「まだまだ綺麗だし新築と変わらんくらいだね」 とか言ってたのに、
10年過ぎたらなんだか急にボロっちくなってきました。
その前の家は17年くらい住みました。20年経たないで建て替えてる・・・(-_-)

きちんと掃除しているし、家自体は綺麗なのですが、やはり設備のガタが否めない。
行くと毎回どっかしら調子悪い状態。
電気を使うものはやはり10年超えると徐々に寿命がきます。
はやいか遅いかの違いだけで、毎日使ってるものなどは必ずいつかは天に召されます。



今回は車庫のシャッターの調子が悪く、リモコンの反応も遅く、途中で止まってしまったりしました。


私  「ねー シャッターおかしいよ 止まっちゃうんだけど」

母 「あーこれね、ちょっと待って」

母、シャッターに蹴り入れる(笑)

私 「おいおい」

母 「ちょっと上に持ち上げるようにケリ入れると動くからさ」


と、昭和の 「瀕死の家電ぶっ叩くと動き出す」戦法で乗り切ろうとする母。

私 「前も調子悪くなったじゃん、直したんじゃなかったの?」

母 「あれね、隣のシャッター。あれは直した。(車庫は二面)」

私 「これも直せば?」

母 「一気に直したかったけどお金かかるから」

シャッターが大きいのでひとつ30万くらいかかるらしいです。
ふたついっぺんに直したらダメージ食うから、普段使う側だけ直したらしいです。

修繕しなければいけないものが複数あって、しかも10万以上の大金がかかる場合、重要度が高いものから優先されると思います。
なので使用頻度が低かったり、調子悪いけどまだ動くから・・・みたいなものは後回しにされがち。

で、後回しにしたものがどんどん溜まってくるのが、ボロっちく見える原因。


トイレに入ったら、何か便座が斜めってる。

私 「なんかトイレ歪んでね?」

母 「えーこの前ウォシュレット交換したばっかだよ」

聞けば、座面だけ交換したというのだ。
でも多分、トイレの支える部分?がイってる。
ケチらず全部交換すればよかったのに (-_-)

母 「もー別にいいよ。使えるし」


なんかもうすべてがこんな感じ。
直接生活にかからないクロスのひび割れとか補修する気ゼロだし。


なんか家、ボロい。




定年後マンションに住み替える理由


親の周りの人は定年後家を手放し駅近のマンションに住み替えたりしてる。
子供もいなくなり、夫婦二人で広い家を持て余してもしょうがないからだろう。

しかし、みんながみんな、そうすること前提で家を建てたかというとそうではないでしょう。

終の棲家だとして家を建てた人もいるんじゃないか?

でももうずっとそこで暮らすのが負担になったので住み替える て人のほうが多いんじゃないかと予想。

一軒家のブラックなところは、 「思ったより金も手間もかかる」 てことじゃないでしょうか。

修繕などが一気に定年後にきたら、 ・・・払えん! てなるんじゃないかと。
この、「思ったより」 が、ずっとオーバーしてたらそりゃ考えるよね。

建てた当時は周り野原だったのに、地下鉄がきたとか、宅地開発されたとかで固定資産税がはね上がったとか、
最初に奮発してちょっといい設備入れたら修繕費用がちょっとどころじゃなかったとか。

もうマンションの方が楽だし住みいいし、マンションの修繕積立費とか毎月払ってた方が、わかってるだけ気が楽かもしれない。
子供がいたときは4LDKの庭付き一戸建てが暮らしに合ってたけど、もう2LDKのマンションがいいわ て、なりそう。

なにより、もう年数も経ってボロくなる一方の家に、修繕だのリフォームだのかけるだけの理由がない、「維持」ってかなりパワーのいることなんだと思う。




定年後どれだけ家にお金をかけられるか


住宅ローンは完済時の年齢が80歳まで借りられると言っても、70歳以上で単独でローンを返し続けてるという人はあまりいないのではないかと思います。
もちろん借りた時の年齢によりますが、多くの人が働き盛りの時に借りて、定年までに返す、というのを目標にしていると思います。

30歳の時に35年ローンを組んで完済が65歳、でも家の修繕はもっともっとはやくきます。
ローン + 修繕費 或はリフォーム費用、 何も抵抗なくぱっと払えるでしょうか・・・

なのでやはり、家がガタくる15年を目安に完済目標とするのがきっと健全な家計だと思います。

・・・・って、無理ーーー!!!(>_<)


ローンが終わった矢先にリフォームなど、水回りとか100万なんてすぐに飛びますからね・・・
100万を月に割ると8万強・・・
月々のローンと変わらんような額が結局ローン終わってものしかかってくるという計算ですよね。

年金だけの暮らしだと、きっと厳しいものがあると思います。




終の棲家なんてない。


ちょいちょい言ってますが、終の棲家と思って建てた家がそうでなくなるというのは多くの人に起こることだと思っています。
自分が思い描く生き方通りに生きられる人など稀だと思います。
そんなことないって?

不動産を持った人に起こることは、「持ってる間は安心だけど、いつかは手放さなければならない」ことだと思います。
まあなにもしないで死んで、後残った人がやってくれるってパターンがいちばん本人は楽でしょうけど、
それでも死ぬ前に一度は考えることだと思います。 家どうしよう って。
子供に譲るにしてもなんにしても。

不動産という、金額の多寡は別として傍目に大きなものを持ってしまったら、
自分が今後「どうしたいか」だけじゃなく、「どうなっても大丈夫」、なようにある程度その後の想定をしておく必要があると思います。
急にいろいろ起きてパニくるより、だいたい想像しておいた方がなんとかなる。・・・と思う。




超個人的まとめ


個人的には、金だけのこととめんどくささを考えたら、家など買わん。
一生賃貸でいっす。
しかし、家持つ人は金とかそういうことじゃないので(たぶんみんな)
でも持ったら持ったでやはり現実、お金のことで不安になると思います。

たいていの人が家族で住む家を建てたとして、子供がまだ小さい、
ま、親30歳で子供が一歳だとしましょう。
家がガタくる15年くらいで、子供は高校生になります。これから本格的にお金がかかる時です。
となるとやはり、めっちゃがんばってそのくらいで返しておいた方が後は楽だよね。
言うは易しだけど。

私なら単純に、家本体にかけるお金を、1年100万円とかって設定しちゃいます。
2000万かけたなら20年分。そこまではだましだまし、大掛かりなリフォームとかしないで、修繕も金かかんないやつだけやって乗り切ります。
そしてまだそこに住みたかったら、また後どれくらい住みたいかで金かけて新築します。
今度は1500万15年分 とかね。
考え方はスクラップアンドビルド方式です。
年取ったら古い家じゃ危ないので、ぱーっと住み替えます。
大事に長く使える建物を~ていうのは、神社とかはたまた金かけた住宅しか無理だと思っているので。
15年経った中古住宅を自分が買いたい!と思えなければ、自分が思う中古の価値ってそういうことだと思います。


我が家は子供がいないので、最終的にすべて無にならなければいけないけど、
まあ難しいね。 最後は必ず誰かの何かの世話になってしまう。
そうなる前に、不動産はすべて処分するつもりでいます。
うまく行くかな?






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拍手、コメントありがとうございます。(・∀・)


・ カリメロさん
そうそう、レンジ台の下にいるのです。居場所なくなっちゃうけどまあいいや(笑)

・ たーさん
無印あるあるですよね!廃番ってけっこう泣かされる(笑)たいてい次行ったらない~
で、新商品でごまかされる(-_-) お客様の声的なとこに、同じようなこと書いてる人たくさんいるのに、変える気ないんでしょうねえ(´-ω-`)