ウン千万かけて悪ふざけ

主に家、暮らし、インテリアにまつわるブログです。 世界の端っこで生きてます。 不思議メルヘンで魔女の家っぽい(?)インテリアが好きです

カテゴリ: 工務店のもろもろ




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無知ってこえーのー。


本当に、何考えてたんだかまったくさっぱりわからん、 まあ、何も考えてなかったんでしょうな。


今なら、ちょっと前の自分ぶっ飛ばしに行くわ。
いや、行かなくていいか・・・


結果論はよかったので。
騙されたり変なこととか特になく、土地を買い、家を建て、普通に暮らせているのだから・・・


しかし、結果がすべてとはいえ、過程があまりにもよろしくない。
よろしくない っつうか、軽い!



まあ、私みたいな人は多分いないだろうけど、アホだな って思い出したから書いとく。



当時 っつってもまだほんの二年くらい前、家ほしーなー って思いはじめていました。

ただ、まだぼんやり、なんとなく、いつかは・・・くらい。
その時はインターネットではなく、(ネットは普段使わない人)本屋さんに行って、それらしき情報が載ってるものを買って眺める程度でした。

スー🔴の(伏せる必要あんのか・・・?) 「神奈川で建てる注文住宅」 みたいな、300円くらいの情報誌?
分厚いやつ、買って読んでた。
まるで何も決まってないのにゼ🔴シィ買う結婚に憧れてる女のように・・・・


あれ見ると、
「なんだ、高そうなハウスメーカーじゃなくても、1000万円台でこんなに建ててくれる会社が県内にあるではないか!」
と、なーんだ どこにだってあるんじゃん って気になるから危険。

しかしその情報誌を読まなかったら知らなかった工務店ばかり・・・
工務店は、大々的なテレビCMとかできないぶん、こういう情報誌で宣伝すんのね。


そんで、その本の、1000万~2000万くらいの施工例のページを見ると、だいたいわかってくる。
本で宣伝するくらいだから、この施工例がその会社を代表するような 「超いい」施工例 ってこと。
てことは、これより下手すりゃ魅力二割くらい減・・・ (勝手な妄想です)

2500万~のページを見ると、さすがに違いが出る。
この家いいじゃん ってのはだいたいお高い。 
この情報誌(確か、年4回発行、今は知らん) 一年半くらいか?買って、一周したな。
この会社また同じの載せてる~ またこの家~ とか、 勝手に買って勝手に飽きちゃったんだよね。


まあ、(ローコスト系で)ピンとくる会社がなかったというか、見すぎてダレちゃったというか。


そんで、夫が土地の情報を見だして、暇だからって不動産屋に話聞きに行こう ってなったのがはじまり。
その前に住宅展示場とか行ってるけどね、そんときは冷やかし半分だからさ、


その不動産屋の選び方も、 「湘南で一番!」 みたいなとこじゃないとこ・・・(笑)
湘南のみなさんご存じ、あそこじゃないっす(笑)
お客さん多いとこだと騙されたりしそうだと思ったのか夫 ←なんかそんなようなわからん理由だった気がする


まあそこで、土地探しするってーと、いろいろ話するよね。

まったく知識がないので、なーんも調べてないし、なーんも考えてないよ って 伝えた。



不動産屋さん 「工務店はどことか目星ついてます?」 

私 「うーんあんまし、いちおスー🔴とか、雑誌みてるけど」

不動産屋さん 「こことか こことか 知ってます?」

て いろいろ教えてくれた会社が、あのスー🔴には載ってない会社ばかりだったんだよね!!

(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?  まだ知らん会社があるんかい!
てか、スー🔴がすべてかと思ってたよ・・・

というか、あとから知ったが、湘南のステキビルダーって、スー🔴に載ってないとこ多い・・・(当時の時点でね!今は知らんよ)
みんなどこで知るの??湘南スタイルとか??


で、うちに合いそうな、不動産屋がすすめた工務店のパンフレットをもらって帰った。

「不動産屋の~紹介って~どーせマージンとかでさーうまみがあるから客紹介すんでしょ~?あやしい!」
↑ て、 えー て思って ハハハ
このときは、パンフをうちわがわりにして ここにしようとか考えなかった。


でもね・・・ よくよく見ると、この工務店の施工例、スー🔴のそれと、ちと違う。
おしゃれじゃん!? あと、いろんなテイストの家があって、 なんか言えばなんでもできそうダヨ??


土地探しも、今考えると、賃貸物件を探すかのような軽さで決めてしまった。
何件か適当に見て、ないねー  どうするー? てしてたときに新着で出た物件見て、これいいじゃん、ここにしよう
くらいのノリ。
で、はやく決めて契約しないと! て勝手な焦りがあったため、工務店の契約が超いい加減なことに・・・・(笑)


不動産屋さんと話してて、「こういう家が建てたいんだ」 て ←それはビルダーに説明せい・・・
熱く語ってたときに、
不動産屋さん、建物に詳しくて、私も夫も好きな建物があるんだけど、それを知っていて、
ちょっと話が盛り上がったのね。
そしたら、
「その工務店なら、えーとか言いながら多分やってくれると思うよ」 と、褒めてるんだか褒めてないんだかわからんこと言っちゃって。
そんで聞けば、その不動産屋さんの親類のお宅もそこ紹介したというではないの。
担当者の方は、自宅のリノベをそこで頼んでて、(写真見せてもらった)
へー、 信頼のある地元工務店ってかんじじゃん?
と思ったら、不動産屋さん本音が。
「ちょうどいいんだよねー」 て(☆゚∀゚)
ちょうどいい って(笑)  最高でも最低でも素晴らしいでもなく
ちょうどいい・・・・

へえ、行ってみましょ! その工務店に!(・∀・)



なんか長くなっちゃったから
いったん切ります。  その2に続きます。
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工務店の標準仕様で、無垢材は ナラ(オーク) と 桜 かな? と選べた。
他にもあったかな 忘れた!

見た目の感じでナラが気に入ったのでナラにした。
堅くて傷が目立たないってのもよかった。


ペットのために無垢にしたんだけど、それなら柔らかい木のほうがよかったのかも・・・
でも柔らかいと傷つくし目立つし・・・・
と、ちょっと考えたけどまあどちらをとってもどちらがってなるからしょうがない。


木材は、その時によって値段が違うので、(採れる量や輸入の関係でしょうか)
今こうだからずっとこう ってのはもちろんないですが、

粗くて節が多めだと安いことが多いようです。


木の表情(よく言う 味 ってやつ) を楽しみたい方には、ナラはもってこいだと思います。
あーでも今なら、どこかに桜も使うかもな!(笑)
桜はその通り、ほんのりピンクのやさしい感じの木でした。



ペットの肉球対策で、オイルかなんか塗らなきゃー、と思って
蜜蝋と松脂となんかの油が混ざった手作り自然派ワックスみたいなのを買って、(あいつら舐めるからさ・・・)

塗ってみた。


塗る前↓
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塗った後↓
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さすがに塗った直後はテカテカ!

色も濃く出て、どっしりした感じ。

自然素材のワックスなので、乾く前に素足で踏んでも大丈夫らしい。 べたべたするけど。


しかしやっぱ蜜蝋ワックスだけじゃ滑るね。 グリップ多少効くようになったけど、走ると滑るね。
まったく滑らなくするのは難しい&無垢の風合いが消える・・・
ペット優先にすると難しいっす。 コルク敷くとかしかないかね。


そんでこれが馴染んだ現在 (五日くらい?)

DSC00644
ビフォーとかわらん!!

ちょっとピンクぽく見えるのは照明のかげん・・・
もうちょっと黄みっぽい感じです。

傷なんかついてもわからん。 実際よーくよーく見ると傷だらけなんだけどね。



そして、Sさん的、ナラとか味のある無垢材に向いてない人!!!


それは、 「目が悪い人」 だそうな。


(☆゚∀゚) え なんで?


Sさん 「節をさー、いちいち、虫と間違えるんだよ。 ひっ!虫! て。」
DSC00646
虫に 見えなくもない(笑)

我が家の猫も、たまに間違えてほじくろうとしてる。

節の少ないやつを選んでください っていうとそりゃ高くなります。


ワイルド派には 節あり、おすすめですけどね・・・
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工務店、てゆーかSさんの話だけど、

長らくやってきて今までに三回、Sさんからお客さんを断ったことがあるそう。
・・・・・えええっ?!(((( ;゚д゚)))
て、結構衝撃的な話!!  
て思ったけど、
よく考えてみりゃ、普通の会社でもお客さんと取引なしになったりこちらから断ったりあるわな。

まあそんなある話じゃないけど、なくもない。

でも結構さらっと話すんだよねー。 Sさん。(笑)

「このお客さんとじゃ無理だ って思ったら、社長に相談するよそりゃ」
て言ってた。
業務に支障が出るほど相手がマジ●チだったりあったらしい。
やっぱりめちゃくちゃ言う人っているんだな・・・

どういうお客さんが来ても仕事は仕事だからやるけど、基準を超えた場合はその限りではないよねー っつう話。



じゃあお客である施主側はどういうスタンスでいればいいのだろう  と思ったけど、

まあ断られるなんて普通にしてりゃそうないよね。
(何をもって普通とするかはだいたいお察し)

施主側の望みは、「いいお客さん」になることでも、担当者と仲良くなることでもない。
望み通り、もしくはそれ以上の家を作ってもらうこと  でしょう。
「いい関係」築けても家テキトーでいいわけない(笑)


で、こちら側から担当者とか施工にあたるすべての人を選べるわけじゃない。
当然、やりにくい人とかやりやすい人とか話噛み合う噛み合わない馬が合う合わないでてくるでしょう。

「この担当者さんだったからいい家が建ちました」 も素敵な話だけど、本来なら、
「どの担当者でもいい家は建てられます」 じゃないと困るわけで。
会社と契約してるわけで、担当者と契約してるわけじゃないから。

会社側がみんな一律にいい感じの人を用意してくれりゃいいけど、そんなんないわ。人間だし。

なので、施主は、どの人が担当になっても、渡り合える力が最低限求められるわけです。


「コミュ障だから~」とか、「人見知りだから~」とか、「そういうの苦手~」 て、言ってるようじゃ、確実に損をしますよ。



あ、はっきり言ってしまった。



だって、家を買うんですよ。



己の性質一つが足を引っ張ることがない方がそりゃあいいでしょう。



もし苦手な分野があるなら、家族で分担しましょう。
金の計算は旦那さん とか、 電話は奥さん とか、 交渉は旦那さん とか、
書類は奥さん とかね。


え、偉そうに言うなって?(;^ω^)
普通の人には普通のことだけど、もじもじして電話かけられなくて何も言えなかったて人も中にはいるかと


まあ万能な性格の人なんてあんまりいないでしょう。
それは担当者にも同じことであるのは言うまでもないです。


なかなかうまくいかないなあ  って人は、
「担当者チェンジ」 ていう禁じ手(?) もあります


・・・・・って、オチがこれじゃだめじゃん

失礼!!(☆゚∀゚)
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嘘言った。

全然最後じゃないんだけど、とりあえずのピリオド。

引き渡しの日のこと。



平日なんでもちろん一人で行きますわ。 夫ずっと出番なかったけど良かったのかしら・・・

しかも朝一でネットの工事が入ってたので先に家に入ってSさんをぼーっと待つ。


あー、とうとうできたよおうち。 感慨深・・・くもないか? 実感わかない・・・(;'∀')


でもこの一年の、Sさんとの打ち合わせの日々が終わるのはちょっと寂しいなあ。
とても楽しかったよ。 本当に。
お互い、「何言っとんじゃコイツは」 って細かいことで思ったりなんか、すでに懐かしいわー。


本当に、家 という買い物は特殊だった。

服を買うのも車を買うのも自分の一部だけど、そんな比じゃない大きな買い物、生活を買うというか、これからの生き方そのものを買うというか、
まあ現実的になっがいローン組むんだから、嫌でも生活であり生き様に直結すんだけど。

それをさあ、たった数か月でつくっちゃうんだもん。
この前会ったばっかのオッサンと。
特殊ってより、異常だよ。


さてそんなオッサン、もといSさんがきまして、一通り設備の説明を受・・・・・


Sさん 「説明書ここにあるから。あ、鍵のことだけ教えとくよ」



おわり。

(-_-)

受け取る書類もなんか少ないし。 はあ あっさりですわ。

ハウスメーカーみたいにテープカットとか・・・ するわけないか!


Sさん 「TOTOのトイレってさ、なんか流れる水の量少なくない?」

私 「流してみよう」    ジャー

Sさん 「ほら! こんなんじゃ流れないよ (`・д・´)」

私 「どんなウンコするんすか・・・ (´д`;)」



Sさんに、今までありがとうございました と、お礼のお菓子を渡す


Sさん 「えーもらっちゃっていいの? 俺なんにもしてないのに」

私 「そういえばそうだね。」

Sさん 「・・・・(-_-)」



Sさん 「でもまたすぐ来るけどね。終わってないし・・・」(防犯カメラ設置)

私 「駐車場借りてるとこ場所確認したいから一緒に行きますよ」 (工務店が近くに駐車場を借りてて、それを外構工事終わるまで引き継いで貸してもらうことになった)

Sさん 「ここね。」

私 「あ!Sさん! そこウンコある!!」

Sさん 「えっ!!!(((( ;゚д゚)))」

私 「・・・・・踏んだね。」

Sさん 「・・・・」


Sさん 「じゃ、また電話します。」

私 「しばしお別れねー さよーなーらー」



ふう、まあすぐ連絡するんだけど、とりあえずはいったん終わりかあ。
次の予定いつにします? てやりとりももうないのかあ


・・・・・・・あれ


Sさん、巻き尺忘れてる・・・(-_-)


電話かける。

私 「Sさん?! 巻き尺わすれてるよ?」

Sさん 「え あ、あれっ ほんとだ!! 忘れた!! うーんどうしよ、ないと仕事にならない・・・


戻ります(笑)」



私 「さよならしたばっかなのに・・・! (゚д゚;)」



っていう、最後の最後までこんな調子でした。

Sさん、 ありがとうございました。 できればまだまだまだ退職しないでくださいね。

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