ウン千万かけて悪ふざけ

主に家、暮らし、インテリアにまつわるブログです。 世界の端っこで生きてます。 不思議メルヘンで魔女の家っぽい(?)インテリアが好きです

2016年03月


長く住むであろう家。35年ローンで買う家。
いろんなことシミュレーションして不便不足がないように建てたい・・・

でもまあ完璧ってないよね ってのはだいたいみんなうすうす気づいてる。


また家づくりの先輩ってか反面教師実家を引き合いにだしちゃうけど、
よく言う、「家は三軒建てて~」的なやつ、
何回建てても満足いかない人はいかないからね。



親が今の家(MY実家)を建てるとき、さすがに最後だろうと思って、老後のことを考えた家にしたいとのたまった。

当時親50代。今60代。 いちお元気。老後っていう老後はまだ来てない様子。

バリアフリーとか、車椅子になっても大丈夫なように、とかの設計にした。

した・・・はずだった。



しかし実家は家自体が坂に建ってるので、道路から玄関までは階段だった。それを横にスロープつけて、車椅子になってもスロープで入れるようにした。 


しかしできあがってみたら、スロープなんか急だべさ。

車椅子用のスロープの勾配って、もっとゆるいんじゃ・・・・('д` ;)

こりゃー無理だ。車椅子でこんなスロープ、あぶねえ。


今、そのスロープは、母親が車庫にバイクを入れるのめんどくさい時に、庭までバイクで駆けあがるのに使うしまつ。
全然車椅子になる気配ナシ。

死ぬまでバイク乗るとか言ってるし。 


家の中は、車椅子でも余裕に通れるように廊下の幅など広くしたけど、
トイレとか一人しか入れないし、バリアフリー風というか、とっても中途半端なつくりになってしまってる。そこまでガッチリ介護視点で造ってない。ただなんとなくゆったりしてるだけ。


まず、坂の家の時点で車椅子生活に不向きだし、もしそうなったら施設だね、安心だし。・・・って、じゃあこの家でこの仕様意味ねえじゃん、みたいな。

そして、10年以上住んで、「この仕様でよかったね」みたいな事態になったことはない。
なっても困るけど。


60代でまだまだって言ってる人が目の前にいるから、私なんか全然老後とか未来の想定してないのよ。


そんで、母親の友人たちが最近こぞって住み替えたりしてるからちょっと影響受けてきてる様子。
家を売却して駅前のマンション買っただの、娘と同居だの、みんな軽い軽い。
60代でここが終の棲家で~って決めてる人あんまいない・・・
だから30代の自分が終の棲家だの、老後を考えた家だのの、正直欠片も想像できない。

何年先のこととかわからんから、最低限想像つく、一年、春夏秋冬のシミュレーションだけしときゃなんとかなるっしょ、あとはその一年の繰り返しだから、みたいな。

だめかね(;^ω^)


買った土地が確実に売却できる、思った通りの価値のある土地ならば住み替えとかサクッとできそうだけど、調整区域とか土地に難ありの場合は慎重にしないと住み替えたくともうまくいかなく結局ずっとそこ・・・てなるかも



親が今の家を今後どうするか、死ぬまでそこで暮らすのか、また建て替えるのかマンションに引っ越すのかとかわからんけど、多分このままではない気がする・・・



そんな親に建ててる家のこといろいろ聞かれて、
「そんな変な家大丈夫なのお~?」  て言われちゃったよ。('A`)
住めるの? みたいな・・・( 一一)


あーたに言われたくないよ?(゚皿゚メ)
心配ならお金ちょーだい!(ひどい)
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現場はいつも作業中玄関が全開なので、家の中見られ放題。

道路に面しているのでもう防ぎようがない・・・


通りすがりの小学生 
「わー!! この家すげー! おもしれー!」

って・・・・琴線に触れた模様。


そうか・・・小学生に興味持たれる感じの家か・・・ そういやなんか、児童館みたいだわ。


どーしてこうなったかなー、最初は、「大人の、夜に映える家」 のはずだったのに・・・



そりゃわかってるんだけどね。

大人の、シンプルモダンとか、落ち着いた木の家とか、憧れますよ。素敵です。


でもそれ今じゃなくていっかなーって思っちゃったんだよね。 50歳すぎてからでいっかな・・・みたいな。

おとぎの国とか、ジブリとかムーミンとか言ってるうちに、自分の中にあった幼児性を隠し切れなくなっちゃったんだよね。


ロマンチストってよか、もうバブバブですわ。
そんで夫婦でそうなもんだから、別に誰も止めやしないし、関係ない人は面白がるし、で、今に至ると。



うちは夫婦二人だけで、ほかに趣味が違う人がいないので楽ですが、
もし夫婦または親子で趣味が正反対の場合、どう折り合いをつけるのでしょう・・・


全員の意見をむやみやたらと採用するわけにもいかないし、かといって誰かが我慢するのもちょっと違うし、各々の譲れない点を闇雲に採用しても壊滅的にバラバラになりそうだし。


家族が多いのに趣味や意見をうまくまとめられてる、もしくはそう見える家ってやっぱ大人だなー って思う。

普段から誰かの意見にちゃんと耳を傾けたり、自分の意見ばかりを押し通したりしない暮らしをしているんだなきっと、と思う。



そ、その点うちは・・・(;´Д`)

家としてのまとまりなんかどうでもいいから、お互い好きなものを適当に詰め込んだ、積み木みたいな家ですわ。


大人っぽい家はまだいいやー  今好きなものを詰め込もう!  

そんで飽きたらそんとき考えよう!  って、軽い・・・ 



でもなー屁理屈言うと、
「好きな物を我慢してシンプルに大人っぽく見せるのが大人なのか?」
と、バブバブ派は噛みつきたくなるのですよ。

いやまあそんなの各々好き勝手すればいいんだけどね (・ω・)
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遅いかな・・・  今更かしら。


「現場よく見に行ったほうがいい」  ってのは、なにも間違ってないかチェックしに行くだけじゃあないんだね。

図面通り作っていただければ満足ですが??(・∀・)  なんてえ~のは嘘だった!ごめん!


家の構造?なんつーの、建築申請にかかわる部分以外なら、現場でどうとでもなるっつーのを学んだ・・・


棚や、垂れ壁や、欄間の開口や、下地やなんやかんや、最初の図面通りだったらとっても住みづらい&ぶつかって痛いってなるとこだった。あぶねー。


もーね、雰囲気がかわっちゃうくらい現場ですっげー変えた。


よって、 「断熱材が終わったあたりから頻繁に顔を出したほうがいい!!」
です。 これから家を建てる人、がんばって通ってください。


え、そんなに変えるのうちだけだって??  まじか。
でも棚の位置とか高さとか、実際見たら全然違ったよ・・・ シミュレーションが甘いだけかしらん・・・


あとね、現場で出るアイデアや、やっぱこうしたい!っての、そのときできることなら聞いてくれるから言って損はない。
ちょっと遅かったらできなかったりするし。
まあ大工さんによるけど・・・

ハウスメーカーとか、大手の堅いとこは勝手にできないのかな?


我が大工さんは、こうでこうでこんなかんじ! って身振り手振り説明してたら、そこにあった板とか切って、「こんなかんじかな」 って仮に作ってみてくれてまじ親切。(普通なのかな、わからないけど)




階段できたよ。
50回くらい色確認しあった階段。養生されて見えないけど。
数少ない、「ぜってー間違えんなよてめー!」ポイント。

間違ってなかった。よかった。

kaidann


doma

階段下の土間部分、まだついてないけど、ここの棚の形状も現場で変更。
土間はだいぶ変わっちゃったかも。


あー、ほんと、楽しくって・・・ (そればっかだなオイ)
「わーいいね!」 「へーすげー!」 「すてき!」 「かっこいい!」  を繰り返し唱えているから多分うるさい。


ニヤニヤが止まらん!!
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Sさんが誰かと話しているときに茶化すように登場する
「大先生が」 とか 「画伯が」 と言われている人物がいる。


それは、  現場監督。



実はまだ会ったことありません・・・。 (´д`;)


「Sさん、私まだ監督に会ったことないんだけど・・・」

「え?! 会ってなかったっけ??」


会ってません・・・・

こんだけちょろちょろ見に行ってるのに遭遇しません・・・


Sさん曰く、現場監督は(っつーかSさんもそうだけど) 現場を数件抱えていて、巡回しているからいるときといないときがある。材料のチェックだとか、職人さんにあーだこーだ指示だしてる人 ・・・・らしい。



いやー、私はね、着工するまでが主にSさんが担当で(仕様を決めるまで)
着工して現場でのやり取りは、現場監督と主にするかと思ってたのですよ。

だから上棟式しない ってなったときに、あとで大工さん紹介みたいな形をとったときに、その場に監督もいて紹介してくれると思ったのですよ。


しかし、会わないまま・・・てかもう今更だけど。


名前書いてある物が転がってるから存在しているのはわかってるけど、
私も画伯に会ってみたい。(絵がうまい。絵は見た。)


でも、今の今まで別に会わなくてもなんの問題もないんなら別にいっか? 
普通はどういう感じなんだろう・・・


私 「現場で勝手に大工さんとやり取りしちゃってるけど、それって大丈夫なの?」

Sさん 「なんかあったときは大工さんから監督か俺に連絡くるから・・・まあ普通というか通常のルールでは、お客さんが俺に言うでしょ、それを監督に言って、大工さんに指示、だけど、そこらへんはまあ臨機応変にテキトー・・・」


あらー、テキトーって言っちゃったよ(笑)

まあ確かに、お客さんは考えないからね。 そこにいる誰かに言えば伝えたことになるし。
ただ、言った言わない問題がめんどくさいことになる場合があるからねってことですね。


もしこれが、Sさんに言ったのに、監督に伝わってなくて、もちろん大工さんにも伝わってない、
とかいう問題が頻繁に起これば、全員出てこいや!!(゚皿゚メ)
てことになるかもしんないけど、
今のとこありがたいことに、よりよくする提案をいただいてばかりで(画伯からも)
「こここう言ったのに!!」 って怒る場面はないな・・・・  気づいてないだけかな・・・(笑)


Sさん 「多分最後のほうには会えるヨ!」

・・・・・ひとごとかよ!(笑)



序盤で日程つまづいたから、このまま何事もなく完成すればいいな



Sさん 「大工さん、なんかこの現場楽しそうだよ」

って言ってて ワーイ(*´▽`*)

私も楽しいです!

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